なお、開始後のメニューの8にて、従来互換である候補→確定モードとすることができます。
仮置きだけを登録したい場合には、確定→候補としてもよいですが、以下のようにするとスマートに登録できます。
iアプリ本体は450パケット程度でダウンロードできます。通信料以外の料金はかかりません。
初回はiアプリ本体をロードし、起動時に同じサイトからデータファイルを読み込みます。このため、通信設定をするようにしてください。
ダウンロード時にそのまま実行させれば、最初は10x10-11.txtというデータを読み込むかと聞いてきますので、はいと答えると実行させることができます。
その他のデータファイルの読み込みは、データのweb画面からiアプリを起動させることで実行されます。
追加データの分だけ100パケット程度の通信料がかかります。
一度読み込んだデータは、本体メモリに格納され、iアプリを終了しても保存されていますので、その後の一切通信は行なわれません。
削除は、右ソフトキーで行なうことができます。詳細は後述します。
iアプリKaCroを起動させると、読み込んだデータが表示されます。左ソフトキーで、状態を保存してiアプリを終了します。
「データがありません」と表示された場合には、左ソフトキーを押すと終了しますので、このweb画面からデータを読み込んでください。
選択を押すと、そのデータが開始されます。右上の時間表示がカウントアップされます。選択はマスの選択を行ないますが、条件のマス(灰色のマス)上で選択を押すと停止状態となります。
矢印キーは、状態によって使い方が異なります。
まずは、メニューの7で、自動確定モードを行なってみてください。カックロの回答がスムーズに行なわれます。
回答中において、マスに適切な数字を入れてカックロを完成させると、停止中同様に他の問題に移ることができます。なお完成時に選択を押すと、回答画面を確認することができます。
マスにカーソルを置いて数字を押すと、まずその数字が確定されます。確定された数字は、カックロの回答として扱われます。再度同じ数字を押すと仮置き数となります。
たとえば1を2度押すと小さく1と表示されます。他の数字を入れると、いったん数字が確定されますが、その後、仮置き数は増えます。
仮置きはいわゆるメモであり、いったんそのマスを離れた後で、仮置きの中の数字を再度入れると、数字は再度確定します。同じ数字を再度押すと、候補は消えます。
未確定のマスにカーソルを置いて選択を押すと、そのマスと最下行が黄色に表示されます。これをマスが選択状態にある、といいます。
複数のマスを選択状態としておき、マス上で数字を押すと仮置きを一気に登録することができます。
0を押すと数字が消えますが、0を押したまま矢印キーを押すと、そのマスのタテもしくはヨコの空白のマスが選択状態になります。これを複数の場所で繰り返すと、同じパターンの数字を仮置きを一気に行うことができます。
なお、選択中に再度同じ数字を押すと、仮置き数は消えます。選択状態で数字を確定することはできません。
選択された各マスの上下左右に確定数があると、そのマスは確定数を仮置きしなくなります。
選択されたマス上で選択を押すと、選択解除されます。数字を押した後で、選択されていないマス上で選択を押すと、これまで選択されていたマスは選択解除され、カーソル下のマスは選択されます。
条件のマスや、確定後のマス上で選択を押すと、停止されます。
*あるいは#を押したまま数字を押すと、確定されずに仮置き→消去となります。このあとで白抜きの数字になりますが、これはメモであり、回答には何も効果を果たしません。
0を押すと、マスを空白にします。もちろん数字を押していったん確定させてから、空白にしても構いません。0を押したまま矢印を押すと、複数の空白マスの選択となります。
画面下には、ヨコ(→)ならびにタテ(↓)で不足する数と、カッコ内に欄の数が表示されます。もしヨコやタテに入れる数字のパターンをiアプリが検出した場合には、!が表示されますので、参考にしてください。また、パターンに一致しなくとも、数字が一通りしかない場合には、*が表示されます。
開始後にメニューでHELP:xxxを押すと、ヘルプなし、ガイド、もしくは自動パターンを選択できます。ガイドは、一定時間入力がないときに、パターンに一致するとパターンを表示してくれます。上図はガイドが表示された状態です。
また、自動パターンはパターンに一致する場合には、候補として登録されますので、最下行に常に一致するパターンを表示します。
上図は↓{1342}!11とパターンが表示されていますが、自動パターンで設定されたものではありませんが、この形式で表示されます。
また、開始後のメニューでパターンセットを押すと、HELPで自動パターンとなっていない場合でも、その場で一致するパターンを候補に登録します。(ただし数字の仮置きは行いません)
たとえば上図は、11のタテ列でパターンセットした状態です。パターンセットしたときにヨコ列が確定していなかったために、ヨコ列のパターンはセットされていませんが、残り5に決まる数字は1+4のみのために*が表示されています。
回答中に着信があると、パズルはいったん停止し、経過時間も停止しますが、通話が終わると再開します。また、折りたたみ式の携帯電話は、回答中に折りたたむと、実行を停止しますが、再び開いても停止状態を継続し、自動的に再開はしません。
起動時の機能
停止時の機能:詳細
回答時の機能:詳細
左は戻る(UNDO)、右は進める(REDO)、上はログの先頭、下はログの最後となります。*や#を離せば、その状態で再開できます。
仮置き中のマスにカーソルを合わせて数字を押すと、確定→消去と変化します。
ある数字を確定すると、タテ・ヨコの他のマスに仮置きとして記入されていた同じ数字は自動的に削除します。
自動削除したマスは、オレンジ色で表示されますが、他の数字を入れると表示は解除されます。
なお、確定したマスを直後に変更すると、自動削除したマスの仮置き数が元に戻ります。
0で確定数や仮置き数を削除し、マスを空白にします。
選択中は、CLRで選択解除されます。
選択中に選択マス上で数字を入れると、選択マスすべてに仮置きの追加と削除が行なえます。
なお、選択マスでは確定できません。
0で数字を消した後で矢印を押すと、タテもしくはヨコの複数のマスを選択します。
確定マスや条件マスで選択を押すと、停止します。
また、入力モードを仮置→確定モード、あるいは一発確定モードに変更できます。
(メニューに表示されているのは、これから変更するモードであり、現在のモードではありません)
回答のコツとして、マスの数によっては、合計数の分解の仕方が一通りに決まるものがあります。
たとえば、白マスが3マスで合計数が7の場合、1+2+4にしかなりません。1+3+3や2+2+3は、同じ数字を使ってしまい、ルール3に違犯してしまうからです。
合計数が4で2マスなら、1+3の一通りです。
ナンプレ(数独)と同様に、複数のマスに同じ組み合わせの候補しか入らない場合、その場所は予約されていると考えられます。たとえば、1か2しか入らないマスが2つある場合には、他のマスには1や2が入らないことになります。同じように、3つや4つの予約も可能です。
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